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ご無沙汰してます討田です。
ここ最近まったくダメ。下がりっぱなし。
少し潜ってます。いくつかいらない細胞を殺してきます。
浮き上がって思いっきり息を吸って、それから考えます。ブクブク。
本の話。
2009年本屋大賞1位を受賞した湊かなえさんの「告白」です。
「わが子を亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。様々な人間の言葉が事件の真相を解き明かす。」とあります。
この本は凄かった。途中で止めるなんて不可能。
読み始めてからの高揚感と加速感が凄い。と同時に見てはいけないものを見てるような背徳感もある。
次々と変わる視点、明らかになる真実、そしてあのラスト・・・。
純粋に「興奮」して、読み終えた時の「快感」が凄い。
清々しいって感じじゃない。毒的なものも感じる。その中で自分がこの話に「恐怖」してるのにも、後で気付く。
流石大賞受賞作品と言わざるを得ないです。まじでオススメ。
後ろ3時間ぐらい空いている状況で読み始めて欲しい。止めにくいからw
あ、あと前教えてもらった村上龍の「5分後の世界」の続編にあたる「ヒュウガウイルス」も読みました。
相変わらずの文章力には感服。
しかし「あ・・・こっちに行ったのかぁ・・・。」という感じ。
面白かったし、近代の人類に対する警笛メッセージも強く感じれたけど。
やっぱ「2」って難しいねんな。読者が期待することと筆者が思うことは一致しにくいし。
自分の期待した「続編」ではありませんでした。。。
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